神戸市灘区六甲の矯正歯科「おざき矯正歯科クリニック」
ご予約ご相談はこちら
078-200-5488

子どもの矯正治療

不正咬合の原因

Reason

正しい歯並び・噛み合わせのことを正常咬合とよび、問題のある歯並びや咬み合わせのことを不正咬合とよんでいます。また、顎顔面骨格の形態不正を伴うケースが多いです。

不正咬合や顎顔面骨格の形態不正の原因は、遺伝などの先天的(生まれつき)なものと指しゃぶりなどの後天的(生まれてから)なものがあり、正常な発育が阻害されることにより生じていることが大半です。
不正咬合や顎顔面骨格の形態不正は、病的過程から生じるのではなく、成長と発育に影響を与える複数の因子間の複雑な相互作用の結果として生じています。

1叢生などの歯の配列不正による不正咬合の原因

歯槽骨内にある歯胚の元の位置(先天的要因)と、歯の萌出を誘導する周囲からの圧力環境(後天的要因)との相互作用の結果として生じます。口唇、頬、舌、手指などから加えられる圧力の作用時間が長くなることで、歯の位置は影響されます。
(歯が移動するには持続的な弱い力だけで十分です)

例)唇を噛む癖(口唇)、頬杖・うつ伏せ寝(頬)、舌小帯短縮症・舌癖(舌)、指しゃぶり・爪噛み(手指)、個性による口腔周囲筋のアンバランスな筋圧(口唇・頬・舌)

2骨格性不正咬合の原因

単なる歯の位置不正ではなくて、顎骨の位置不正や形態不正(顎の大きさ・上下顎のアンバランス)から生じる骨格性の不正咬合の原因は、種々様々です。
先天的要因としては、人種的な遺伝的パターン、家系的な遺伝的パターン、胎生期の発育障害などが大きく関与します。
後天的要因としては、筋機能的影響が大きく関与しています。

子どもの矯正治療とは

About

子どもの矯正治療は、基本的に第一期治療・第二期治療の2段階に分かれます。 第一期治療は、前歯がはえかわるころ(7~8歳)から行う成長、発育を利用した治療になります。

第二期治療は、永久歯が生えそろって(12歳ごろ)から行う歯ならび全体を整える治療になります。使用する装置は、大人の矯正治療と同じになります。

子どもの矯正治療の装置

Device Type

子どもの矯正治療で使用する装置は、固定式で積極的に小さな顎の骨を大きく育てる装置です。

治療をはじめる時期は

Start

子どもの矯正治療は、大人の矯正治療とは違い、治療を早く始めたら、治療が早く終わる治療ではありません。
多くの場合、一期治療を行い、永久歯が生えそろった後から行う二期治療が必要になります。そのため、子どもさんの負担を考え、二期治療からの治療をご提案することがあります。

適切な時期に矯正治療をはじめることが大切ですので、どのタイミングで始めたが良いか、お子様の歯並びが少しでも気になったら、そのタイミングがご相談いただく時期です。

お気軽に無料初診相談をご利用ください。

無料初診相談はこちら